今回は、玉掛け用ワイヤに使える・使えない?の判別についてです。
両端の玉(アイ)を編み込んで作成してあるワイヤには、玉掛け用として、使用不可の台付用ワイヤロープがあります。玉(アイ)の加工方法はクレーン等安全規則第219条、及び労働安全規則第475条で規定されています。台付索とは、物を固定する際に用いられるロープで、その加工方法は規定されておらず、玉掛け作業には使用できません。
どこが違うのか画像で見てみましょう。
画像A 半差し
画像B 台付
(写真画像・燃えろタマカケ魂抜粋)
違いがお分かりになるでしょうか?
半差し加工は下部が細くなっています。2か所編み込みの末端部のヒゲ(バリ)が見えます。一方、台付加工は、編み込んだ末端のみヒゲ(バリ)が出ております。
まとめ
編み込み式のワイヤロープには、玉掛け用ワイヤとして使用できる編み方・使用できない編み方があります。御使用なされる際には、保管場所や、製品の区別が出来るように管理していきましょう!
ご安全に!