今回は、吊り荷・玉掛用具の保護について説明します。
玉掛作業を行う際、カドや鋭角な部分に直接玉掛を当てるのは危険です。
ワイヤロープの素線切れの原因となり、破断してしまう可能性があります。
対策として、玉掛ワイヤが吊り荷のカドや鋭角な部分に直接当たらないように、「当て物を吊り荷と玉掛ワイヤの間に挟み」ましょう。
当て物を挟むことにより、玉掛ワイヤの損傷を防ぎ、吊り荷製品に傷がつきにくくなります。
当て物にはアルミ合金製の物や樹脂製の物、または道具屋オリジナル製品のヤワラ等がございます。
まとめ
吊り荷のカドや鋭角な部分には、必ず当て物を挟みましょう。
また、玉掛ワイヤにビニルホースやゴムホースを入れ込んで、直接ワイヤに当てないようにするのも対策の一つです。ご安全に!