玉掛け作業の安全に係わるガイドラインに、「クレーン等の作業中は直接吊り荷および玉掛け用具に触れない」と定められています。
クレーン作業中では、吊り荷に直接触れない様にしましょう。
地切りや旋回移動などの際、荷物の重心がずれているとバランスを取りたくなり、ついつい手を出してしまいたくなる様なケースがあると思われます。
クレーンで吊っているものはバランスが取れていると、容易に移動出来ている様に見えますが、一旦バランスが崩れると、とても人力で修正など出来ません。
吊り荷と衝突、挟まれ、落下事故、転倒など大変危険です。
吊り荷を押したり引き寄せたり誘導する際、介錯ロープや玉掛け用安全棒を使用して下さい。
介錯ロープ
https://dougu-ya.com/?mode=grp&gid=1479360
玉掛け用安全棒
https://dougu-ya.com/?mode=grp&gid=2876149
まとめ
玉掛け作業者は、作業責任者の指示に従い、合図確認を行いましょう。
クレーン作業の際、直接吊り荷や玉掛け用具に触れず、介錯ロープや玉掛け用安全棒を使用しましょう。
また、吊り荷に落下の恐れなど不安全な状況を認知した場合は、作業を中断し吊り荷を着地させる等の措置をして下さい。
ご安全に!