玉掛け作業では、多点吊り(2本吊り・4本吊り等)を行う場合、吊り角度が発生します。
吊り角度とは、吊り荷を玉掛けした際、吊り荷に掛けた対角線上のロープ間の開きをいいます。
この対角線の角度が広がるにつれて、張力(物体を引張る力)は増加していきます。
また多点吊りには、吊り角度と掛け幅があります。
吊り角度は60°以内に抑え、掛け幅は30°以内にしましょう。
まとめ
吊り角度が広がるにつれ、張力は増加します。
吊り角度は60°以内、掛け幅は30°以内とし、安全な玉掛け作業を心掛けましょう。
ご安全に!