チェーンブロック及びレバーホイストは、主に荷の固縛に使用する道具ですが、玉掛け作業の道具として使用出来ます。
ご使用方法の例として、作業現場では重心がわかりづらい荷物を吊り上げるケースがあり、玉掛ワイヤだけではバランスを取る事が難しい場合がございます。
上記の様な場合には、チェーンブロック又はレバーホイストを用いてバランス(均等荷重になる長さ調整)を取りながら重心を出す作業を行います。
ポイント
チェーンブロック・レバーホイストに定められた使用荷重の範囲内で使用して下さい。
クレーン等安全規則 第219条の2 使用範囲の制限より
※玉掛けワイヤの制限使用荷重が1tであっても、レバーホイストの使用荷重が0.8tであれば、0.8tが最大使用荷重となります。
まとめ
吊り荷の重心を取るには様々な方法がありますが、必ず使用荷重に遵守した範囲内で行いましょう。また、長さ調整できる吊り具もありますので、安全最優先した吊り方を心掛けましょう。
レバーホイスト・チェーンブロック
長さ調整機能付チェーンスリング
ご安全に!