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吊り具の安全性について
吊り具は、事故が起こると命に関わる重要な治具です。弊社では、信頼のおけるメーカー品を取り扱い、ホームページでも吊り金具においては、大手のメーカー品を掲載しております。
また、ワイヤロープの玉掛策においては、その端末加工の方法により、加工効率(加工前のワイヤロープと加工後のワイヤロープの強度比較)が異なります。
- アルミ管を使用して機械でプレスする、ロック加工は約95%
- 人間の手で編みこむ加工は、熟練加工者で 6~14φまでは95%、16~20φまでは90%と言われています。
特に編み込み加工は、ワイヤロープが太くなるほど効率が落ちますが、その理由は
- 加工するときにワイヤロープにスパイキを差すため、ストランドのバランスが崩れ、力が均等にかかりにくくなる
- ロープ端末部分(ヒゲ)の断面積の変化により応力が集中する
- スパイキとストランドが摩擦するときに素線が磨耗する
- 仕上げに加工部をハンマーで叩くことにより素線が磨耗する
これらの要素が複雑に絡み合って効率が低下します。
熟練の加工士による加工でもこの様な強度低下が起こりますが、この違いは外見ではあまりわかりません。当社では、国家資格である、1級ロープ加工技能士による社内での編み込み加工と、圧縮止め加工を行っています。
また、近年安価な外国産のワイヤロープが市場に出回っていますが、弊社では国内有力 JISメーカー品以外では、玉掛け索は製造致しません。
以上、弊社では重量物を吊るという作業について、その危険性を十分に理解し、少しでも安全で確実な作業ができるような製品を提供することをモットーとしております。
そして、販売実績においても、大手機械製造会社、鋳造会社、金型業界、建築土木業者様等に多くの販売実績が有ります。
是非、ご購入はもちろんですが、製品の吊り揚げ方法、ワイヤ・金具の選定に関するご相談は、弊社にお問い合せ下さい。
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